No.6 正しい犬のあいさつの仕方?
犬のあいさつというと、
こんなかわいいキスや、
おしりのにおいを嗅ぎ合う様子を見たことがある方も多いと思いますが、
とある時、このあいさつを連写してみました。
まずは、お互いのにおいを確認。
正面切らずに、横からさりげなく近づくのが、犬社会のマナー。
自分が嗅いだら、相手にも嗅がせてあげるよ。
耳のにおいもかがせてね。
急に動くから、びっくりしたよー
口もにおいするよ。
ボクも耳。
もう1回確認。
もう、わかったでしょ?十分嗅いだよ?
そう、犬同士のあいさつというのは、においを確認し合うことなのです。
お互い確認できれば、すぐに離れておしまい。
もしくは、最後の1枚のように、一方がもう嫌だよというサインを出せば、それを相手が受け取っておしまい、です。
連写なので、この間数秒のこと。
人間だって、知らない人と公園であったら、会釈程度のあいさつしかしないように、
仲良しの犬とははしゃいでも、知らない犬とのあいさつは礼儀正しいのです。
でも、
リードがあると、うまくあいさつができなくて、困ってしまうことも、
相手の緊張感を察して、地面のにおいを嗅ぐことでお互いのにおいを確認して、終わることもあるよ。
犬だって相性もあれば、好き嫌いもある。
あなたが知らない人とあいさつせずに通り過ぎたり、あえて距離を取ったりすることがあるように、
時には、近寄ることなく、ちらりと見て去ることもあるし、
直接においを嗅ぐのを躊躇して、足跡や排泄のにおいを嗅いで済ませたり、
何かを嗅いでるフリしてごまかすことだってある。
だから、犬と会ったからといって、仲良しじゃなければ遊ばないし、
ちょっと緊張する相手だったら、においを嗅ぎ合わない時だってあるし、
案外犬のあいさつは、あっさりなのです。
Jul, 2011