No.7 犬飼いさんちの犬。
ドラマ「犬飼いさんちの犬」、札幌では再放送が始まったので、また見ています。
第9話。初めてしつけ教室に行く犬飼さんの回。
みんなが、オスワリやオイデを覚えていく中、アイコンタクトすらできなくて、落ち込む犬飼さんに、
最後トレーナーさんが話しかけるシーンが大好き♪
こんなこと言うのおかしいかもしれませんが、
わたし、人と犬の関係はいろいろあっていいと思っています。
は?
たまたま人間社会に適合させられて不都合があるから、
こんな教室開いてますけど、
犬飼さんとサモンくんのような関係も、きっとあるんですよ。
(略)
オスワリだの、マテだの、コマンドでつながる絆も大事だけど、
そういうことじゃなくて、
ただ寄りそっている関係もあるんだなぁって、うれしくなっちゃって。
意味のわからない犬飼さんに、「そのうちわかりますよ。」と別れるトレーナーさん。
犬嫌いだった犬飼さんが、突然やってきた犬と悪戦苦闘。
本人は気付かないかもしれないけれど、
そうやって試行錯誤するっていうことは、犬のことを真剣に考えてなければできないこと。
知らず知らず、実はステキな関係が作られていくのですよね。
「犬のしつけ」というと、指示に従うことばかりがフォーカスされてしまうから、
そんな絆を見落としてしまうのかもしれません。
私も気付かなかった時期がありました。
だからこそ、このセリフに心から共感してしまいます。
血のつながりもない、まして種が違う動物がいっしょに暮らすということは、決して簡単ではない。
だからこそ、たくさんたくさん苦労して、試行錯誤して、お互い理解しようと一生懸命になるから、
ただ楽しいだけじゃなくて、お互いに成長できるのだろうな。
そんな小難しいことを考える必要もないのかもしれませんが、
犬と暮らすっていうのは、そういうことなんじゃないかなぁ、と改めて思うのでした。
p.s. 映画予告編
犬飼さんがオスワリを教えるシーンが、大好きです。もうこれだけで、うるっときちゃう・・・。
教えようと思うからうまくいかないのかもしれないなぁ、なんて反省させられます。
決して映画の宣伝を頼まれた訳ではありません ^^;
Aug, 2011